鳴門市基幹型地域包括支援センター事業
この度、鳴門市から委託を受けて、県内初となる“基幹型”の地域包括支援センターを9月8日、鳴門市社会福祉協議会に開設しました。
市は平成18年度に市内5カ所(おおむね中学校圏域)に地域包括支援センターを開設設置し、保健師・主任介護支援専門員・社会福祉士等のアプローチにより、高齢者の総合相談や権利擁護業務、介護予防マネジメントなどの活動を行ってきました。
しかしながら、高齢化の進展に伴い相談件数は増加し、老老介護支援や高齢者虐待防止や、成年後見制度利用支援といった個別事例の複雑化も進んでいるほか、認知症対策強化の必要性等、地域包括ケアシステム構築の拠点としての役割を担う地域包括支援センターの役割や機能を更に強化する必要が生じてきました。
そのため、既存の地域包括支援センターを支援し、連携・統括するとともに、こうした各種の課題への対応を推進する機関として、これまでの社会福祉活動において、ボランティア団体や住民組織とのネットワークを有する市社会福祉協議会が受託し設置に至りました。
問合せ先:鳴門市基幹型地域包括支援センター ℡088-615-1417
地域包括ケアシステムの構築について
市は平成18年度に市内5カ所(おおむね中学校圏域)に地域包括支援センターを開設設置し、保健師・主任介護支援専門員・社会福祉士等のアプローチにより、高齢者の総合相談や権利擁護業務、介護予防マネジメントなどの活動を行ってきました。
しかしながら、高齢化の進展に伴い相談件数は増加し、老老介護支援や高齢者虐待防止や、成年後見制度利用支援といった個別事例の複雑化も進んでいるほか、認知症対策強化の必要性等、地域包括ケアシステム構築の拠点としての役割を担う地域包括支援センターの役割や機能を更に強化する必要が生じてきました。
そのため、既存の地域包括支援センターを支援し、連携・統括するとともに、こうした各種の課題への対応を推進する機関として、これまでの社会福祉活動において、ボランティア団体や住民組織とのネットワークを有する市社会福祉協議会が受託し設置に至りました。
問合せ先:鳴門市基幹型地域包括支援センター ℡088-615-1417
地域包括ケアシステムの構築について
鳴門市基幹型地域包括支援センターの主な業務
①地域包括支援センターでの対応が困難な事例への対応
虐待事例やゴミ屋敷など処遇困難事例については既存の地域包括支援センターと連携しながら 支援を行っていきます。
②地域包括支援センターとの連携・機能強化(調整・後方支援)
地域包括支援センター連絡会、小地域ケア会議の開催支援・介護支援専門員のスキルアップ研 修の実施等を行います。
③「自立支援ケア会議」の開催
歯科医師・理学療法士・管理栄養士等のアドバイザーに、各地域包括支援センターや市を加え た連携により、在宅介護サービスの個々の事例を一件ずつ検証し、改善の方向性・方法などに ついて意見や提案を行い、自立支援に向けた介護サービスの提供を促進するもので、県内初の 試みとなります。自立支援・生活機能向上の視点の定着を図り、介護サービスの効果と在宅限 界点の向上に繋がる取り組みと考えています。
自立支援ケア会議提出様式はこちらから
④認知症対策の推進
認知症の早期発見・早期対応のための体制整備として、「認知症初期集中支援チーム」を新たに 設置します。 (詳細PDF) また、地域の方々への認知症理解に向けた啓発や、見守り体制づくり、 SOSネットワーク協力機関登録(詳細PDF)、徘徊SOSネットワーク会議の設置についても取り組んでいきます。
⑤鳴門市介護者家族の会
鳴門市家族介護支援事業の一環で、介護する家族等の身体的・精神的負担の軽減を図るとともに要介護者が住みなれた地域で安心して生活できることを支援することを目的に平成27年7月より鳴門市民生委員・児童委員の有志により発足しました。定例で相談会・サロンを実施しています。介護等により相談日に自宅から出られない等の場合は、必要に応じて自宅へ訪問することも可能です。
虐待事例やゴミ屋敷など処遇困難事例については既存の地域包括支援センターと連携しながら 支援を行っていきます。
②地域包括支援センターとの連携・機能強化(調整・後方支援)
地域包括支援センター連絡会、小地域ケア会議の開催支援・介護支援専門員のスキルアップ研 修の実施等を行います。
③「自立支援ケア会議」の開催
歯科医師・理学療法士・管理栄養士等のアドバイザーに、各地域包括支援センターや市を加え た連携により、在宅介護サービスの個々の事例を一件ずつ検証し、改善の方向性・方法などに ついて意見や提案を行い、自立支援に向けた介護サービスの提供を促進するもので、県内初の 試みとなります。自立支援・生活機能向上の視点の定着を図り、介護サービスの効果と在宅限 界点の向上に繋がる取り組みと考えています。
自立支援ケア会議提出様式はこちらから
④認知症対策の推進
認知症の早期発見・早期対応のための体制整備として、「認知症初期集中支援チーム」を新たに 設置します。 (詳細PDF) また、地域の方々への認知症理解に向けた啓発や、見守り体制づくり、 SOSネットワーク協力機関登録(詳細PDF)、徘徊SOSネットワーク会議の設置についても取り組んでいきます。
令和2年10月公募によって決定。 背景には鳴門市の花『ハマボウ』、ハートの形は市民の手をイメージし、認知症高齢者等を包み込む様子を表現しています。 |
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認知症啓発に関するイラスト |
○ | 認知症地域支援推進員 認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、認知症の容態の変化に応じて必要な医療や介護・生活支援を行うサービス機関が有機的に連携したネットワークを形成し、認知症の人への支援を効果的に行うことが重要とされ、その体制づくりの推進役として認知症地域支援推進員(以下、推進員)がいます。 (認知症啓発に関する川柳募集の結果について(PDF)) 鳴門市では、市長寿介護課や地域包括支援センター、社会福祉協議会に配置しており、基幹型地域包括支援センターがその事務局を担っています。(鳴門市認知症地域支援推進員の取り組み) 推進員が主体となって、地域の実情に応じた認知症施策の企画や調整などを行い、認知症への理解を深めるための普及啓発をはじめ、認知症の人や家族を支援する相談業務・サロン運営のサポート等も行います。 認知症サポーター養成講座の申し込みも受け付けています |
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○ | 認知症サポーター養成講座 認知症高齢者の数は2012年の時点で全国に約462万人と推計されており、2025年には約700万人を超えるとの推計値が厚生労働省より発表されています。65歳以上の高齢者のうち、実に5人に1人が認知症に罹患する計算となります。認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう認知症への理解を深めるものとして認知症サポーター養成講座があります。 認知症サポーターになったから特に何かをしなければならないということはなく、サポーターは認知症を正しく理解し、認知症の人や、その人を取り巻く家族の良き理解者たりうる存在です。サポーター各自が出来る範囲での活動でも構いません。認知症で困っている人や家族を目にする事があるかもしれません。そんな時に「何かお困りですか?」と声を掛けて下さるだけでも家族は救われた思いがするのです 受講料は無料です。講師については養成研修を受講・修了した「キャラバンメイト」と呼ばれる人が務めます。 講座は、専用テキストを使用し、60~90分間を目安に行われますが、対象者によっては寸劇を行うなど状況に応じて講義のスタイルを変えます。少人数からでもご依頼があれば、認知症地域支援推進員または認知症キャラバンメイトが出張講座をいたします。お気軽に、ご連絡下さい。 |
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○ | もの忘れ相談窓口 定例にて毎月相談を受け付けています。相談員により開催日時が異なります。 認知症サポート医による個別相談 花野 素典先生 (4・7・10・1月 第4木曜日 9時~11時) 認知症の人と家族の会相談員による個別相談 (5・8・11・2月 第4水曜日 14時~16時) 認知症サポート医による個別相談 今井 幸三先生 (6・9・12・3月 第4水曜日 14時~16時) ・場所:鳴門市役所1階 市民相談室 |
⑤鳴門市介護者家族の会
鳴門市家族介護支援事業の一環で、介護する家族等の身体的・精神的負担の軽減を図るとともに要介護者が住みなれた地域で安心して生活できることを支援することを目的に平成27年7月より鳴門市民生委員・児童委員の有志により発足しました。定例で相談会・サロンを実施しています。介護等により相談日に自宅から出られない等の場合は、必要に応じて自宅へ訪問することも可能です。
視察研修を行いました (兵庫県三田市男性介護者の会「ぼちぼち野郎」) 定期相談会 ・日時 毎月第2・4火曜日 10時~15時 ・場所 鳴門市ふれあい健康館(鳴門市健康福祉交流センター) 2階 鳴門市社会福祉協議会相談室 ・相談員 鳴門市民生委員・児童委員等 ・追記 祝祭日の場合は開催日を変更する可能性あり 介護者家族のつどい ・日時 毎月第3金曜日 13時~15時 ・場所 鳴門市ふれあい健康館(鳴門市健康福祉交流センター) 1階 第4相談室 |
チラシ(PDF) |